やまがら

やまがら

 標高1,500m以下にある常緑広葉樹林や落葉広葉樹林に生息する。和名は山に生息する事に由来するが、山地から平地にかけて生息する。標高1,000m以上の場所に生息する個体は、冬季になると標高の低い場所へ移動する。同科他種と混群を形成する事もある。

 食性は雑食で、昆虫、クモ、果実などを食べる。主に樹上で採食し夏季は主に動物質を、冬季は主に果実を食べる。堅い果実は後肢で挟み、嘴でこじ開けて中身を食べる。また樹皮などに果実を蓄える事(貯食)もある。

 繁殖形態は卵生。樹洞にコケなどを組み合わせた内部に獣毛などを敷いた皿状の巣を作り、3-6月に3-8個の卵を産む。メスが抱卵し、抱卵期間は12-14日。雛は孵化してから18-20日で巣立つ。

 日本では文献から平安時代には飼育され、本種専用の「ヤマガラかご」もあった。学習能力が高く芸を仕込んで覚えさせ、披露される事もあった。芸の披露は江戸時代に盛んで、特におみくじを引かせる芸が多く1980年ごろまでは神社の境内などの日本各地で見られた。そのため年輩者には本種はおみくじを引く小鳥のイメージが強いがおみくじ芸自体は戦後になってから流行し発展してきたもので、曲芸は時代につれあれこれ変遷してきたことが記録から読み取ることができる。しかし鳥獣保護法制定による捕獲の禁止、自然保護運動の高まり、別の愛玩鳥の流通などにより次第に姿を消してゆき現在本種を用いた芸を見ることはできない。このような芸をさせるために種が特定され飼育されてきた歴史は日本のヤマガラ以外、世界に類例を見ない。(wikipediaより)

 こどものころ、遊園地でおみくじを運ぶ小鳥を見たことがあります。お金を入れると、小鳥がおみくじをくわえて持ってきてくれました。その小鳥が「やまがら」だったのでしょうね。

    

撮影した野鳥たち